DAW Studio Oneでcolor bassの作り方をご紹介します。
まずは完成形から
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T4OZX+6EERW2+4VFA+62MDD)
color bassの作り方はいくつかあるようですが、Vocoderを使用するとコード進行も柔軟に対応できるため、Vocoderを使った方法を今回ご紹介します。
仕組み
ワブルベース・グロウルベースをコードで鳴らすことでキラキラとしたサウンドを作っているようです。
ベーストラック(今回はVitalシンセで作ったワブルベースのトラック)にVocoder(TAL-Vocoder)を挿し、コードトラックのアウトをVocoderにして実現します。
インとアウトの向きでだいぶ音色が変わるのですが、ベーストラックにVocoderエフェクトを挿して、コードトラックのアウトをVocoderにするとそれっぽくなります。
![color bassの仕組み](https://www.ototsumugi.blog/wp-content/uploads/2023/01/スライド3-1024x576.png)
Studio OneでVocoderを指定して鳴らす方法
VocoderのようにVocal等のメインの音をMIDIで指定した音に加工する場合は、ルーティングを使用します。今回はコードトラックのアウトをVocoderにする方法を紹介します。
左上の「i」を選択して展開
![Studio Oneルーティング1](https://www.ototsumugi.blog/wp-content/uploads/2023/01/20230102_01-1024x616.png)
ベーストラックのインサートにTAL-Vocoderを挿します。
![Studio Oneルーティング2](https://www.ototsumugi.blog/wp-content/uploads/2023/01/20230102_02-1024x616.png)
コードトラックのアウトを、TAL-Vocoder(ベーストラックのインサートエフェクトに挿したもの)に変更します。
![Studio Oneルーティング3](https://www.ototsumugi.blog/wp-content/uploads/2023/01/20230102_03-1024x616.png)
![Studio Oneルーティング4](https://www.ototsumugi.blog/wp-content/uploads/2023/01/20230102_04-1024x616.png)
これでルーティングは完成です!
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T4OZX+6EERW2+4VFA+5ZU29)
動画で紹介
注意点
TAL-Vocoderは無料のプラグインですが、Studio OneでVST3などの無料のプラグインを使用する場合は有料のStudio Oneにする必要があります。僕の環境はStudio One 6 Professionalです。Studio Oneのサイトで確認するとStudio One Artistでも「サードパーティ製プラグイン対応(AU、VST2、VST3プラグインおよびReWireアプリケーション)」とありますが、私は試していませんので、ご自身の責任でご使用いただければと思います。
参考になったら幸いです。
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